November 1, 2007
Luts BICYCLE For Delf
※他サイトに掲載していたものの復刻記事です。
自転車を愛してやまないので、韓国Luts社から、1/3ドール用自転車を買ってみました。そんなもの買う人はあまりいないらしく、Web上に記事も少ないのでレポします。
けっこういろんな国の通販で物を買ってきたけど、実は韓国は初めて。サイト全部が怪しげな日本語で書かれてるので、海外通販の中では最も易しい。- 配送期間 : 入金確認の後 20~30日とあるのに、サイトポチった3日後には家に届いたのにびっくり・・・。広島出身の上司は、事あるごとに「広島は韓国より遠いのよ」と口にするけど、確かにそうかも。
巨大な撮影スペースがないので、廊下でスミマセン。
写真は適当ですが、箱から漂う大味な感じは伝わると思います。
箱背面。随所に書かれた煽り文句がステキ。「SPECIAL STYLES!」「STREAMLINE BODY WORK DESIGN」「21 CENTURY NEW DESIGN」!・・・どこが21世紀なのかは不明。恰好良くないけど、ひどくないデザインというのが率直な感想です。
組立キットと言いつつ、ハンドル、ペダル、補助輪以外は組立済みです。10秒で組めます。ペダルが外されてるのはいいかも。いかにも、新品の自転車を買ったぞーという気分を楽しめます。
早速ウチのマネコをまたがらせてみました。SDスタンダード少女ボディ。
ちょっと自転車が小さめで、子供用に見えなくもないバランスです。サドルをめいっぱい下げたおばちゃん状態。ロング脚とか少年ボディなどの大きい子だと、かなりの違和感を伴うかも。
と、見た目のイメージは今ひとつですが、ほとんどプラスチック製でとても軽いので、ちょっとバランスに気を配れば、補助輪なしで自立するのは楽しすぎ!
ウェットに言えば整形手術中というか、ドライに言えば金ヤスリ跡が顕著というか、ちょっと今現在、人様に曝せる状態ではないので、巨大なキャスケットで顔を隠しています。「自転車にはハンチングだ」というご意見もあるようですが、英国派ではなくフレンチ派なのでキャスケット。つうか、そんなの区別してるの日本人だけみたいね。ハンチングもキャスケットも一緒らしい。
いずれにしても、目深に被りすぎていて不審なのはスルーで。
個人的には、まとめるとこんな感じかと思います。
【良い点】
・ちゃんとサドルにまたがって、ペダルに足を乗せられる!
・補助輪なしでも自立する!
・ひどくないフレームデザイン(主観)
・ブレーキワイヤーまである(しかも日本と規格が逆でヨーロッパと同じ左前!)
・車体のシールの糊が弱くて、購入時点で剥がれかけ(ええ、「SPEED」「EXPRESS」「MODEST」なんてシールは、とっとと剥がしたいので好都合ですわ・・・というか、他のは分かるけど、MODESTって何・・・? 地味なの?)
【悪い点】
・ちょっと小さい
・メッキが異様にチープ
・ハンドルまわりの造形が大ざっぱすぎる
ところで、以上がディスプレイモデル(撮影用小道具)としてのBICYCLE For Delf レポートですが、これだけではありません。注意深い方ならば、箱に書かれた「BATTERY OPERATED」の文字に気づかれたかと思います・・・。ええ、自走するんです(爆
リアホイールの泥よけの上についている怪しげな箱は、単3電池3本が直列で入れられる電池ボックスだったりします。ここに電池をセットしスイッチを入れると、「奇怪なモーター音」と「シュールな音楽」を発しながら走り出します。かなり悪い夢を見そうな音楽です。
補助輪がないとまず遊べませんが、SDサイズのクマちゃんとか乗せれば、ホラー映画に出てくる遊園地的な快楽が得られると思います。・・・いや、この機能は封印しよう・・・。